フランスからイリオモテヤマネコのイラストが寄贈されました
2025年4月6日(日)、大阪・関西万博フランス・パビリオンにて、イリオモテヤマネコの銅像の展示協力に対する感謝の印として、フランス・パビリオン政府代表最高責任者であるJacques Maire(ジャック・メール)氏から、展示作品のイリオモテヤマネコ像をモチーフにしたイラストが竹富町に寄贈されました。
<ジャック氏(左)からイラストを受け取った前泊町長(右)>
このイラストは、竹富町が提供するイリオモテヤマネコ像の展示協力に対する敬意と感謝を込めてフランス側が制作したもので、国際的に竹富町の自然保護活動と文化的価値を高く評価されたことを象徴したものだと考えております。イラストのモチーフになっているイリオモテヤマネコは、西表島にのみ生息する日本の特別天然記念物であり、竹富町の豊かな自然と生物多様性を象徴する存在です。

<フランス側から寄贈されたイラスト>
※イラストの補足説明
イリオモテヤマネコの下部に描かれている線は、大阪・関西万博のテーマの1つである「いのち」を心臓の鼓動・脈(パルス)で表現しており、竹富町の町章が融合されたデザインとなっています。これには「竹富町・フランスの豊かな自然と文化を未来の子供たちに脈々と受け継いでいく」という双方の想いが込められています。
今回の寄贈は、国際的な舞台で竹富町の自然の魅力が発信されることへの期待と、今後の友好関係の深化を示すものでもあります。
寄贈されたイラストは、今後竹富町のサステナブルマークとして活用される予定であり、町民の皆さまにもご覧いただける機会を設ける予定です。
竹富町は、今後も自然と共生する町として、国内外にその価値を伝えてまいります。
引き続き竹富町をよろしくお願いいたします。