■事業概要
本町における下水道事業は、特定環境保全公共下水道事業（竹富処理区）、農業集落排水事業（波照間地区）の2事業が実施されている。
特定環境保全公共下水道事業（竹富処理区）は、「自然公園区域内の水質保全並びに生活環境の改善」を目的としたもので、沖縄県最初の土壌被覆型礫間接触酸化法による下水道終末処理場として平成5年度から平成8年度にかけて処理場と処理区内管渠の整備を行い、平成9年10月より供用を開始している。
また、農業集落排水事業（波照間地区）は、「農業集落における、農業用水の水質保全及び農業用排水施設の機能維持を図り、あわせて生活環境の改善を図る」ことを目的として、平成9年度に建設事業を開始し平成14年8月より供用を開始している。令和4度末現在、竹富処理区には全町民の約8%を占める約309人が生活し、下水道整備率は100%と高い水準を維持している。
同じく令和4度末現在、波照間地区では、全町民の約8%を占める約325人が生活し下水道整備率は100%と高い水準を維持している。両事業とも、供用を開始して以来、今日に至るまで島民の生活環境、福祉の向上、産業の振興及び自然環境の保護に重要な役割を果たしてきている。

■策定の趣旨
竹富町における特定環境保全公共下水道事業（竹富処理区）の経営健全化と効率化を図り、将来にわたって安定的かつ持続的に事業を推進していくため、中・長期的視野に立った事業経営の基本計画である竹富町事業経営戦略として策定したものです。

■計画期間
令和6年度～令和15年度の10年間とする。（10年間）

■経営の基本方針
①下水道サービスの安定的な提供
②下水道経営基盤の強化

■最新データ
（R6年3月策定）
・竹富町特定環境保全公共下水道事業経営戦略
・竹富町農業集落排水事業経営戦略



□過去データ
（H30年度策定）
・特定環境保全公共下水道事業経営戦略（報告書/参考資料）
・農業集落排水事業経営戦略（報告書/参考資料）