竹富町のシンボル
町花
月桃(サミン)
- 町内各島の山野に自生し、古くからサミン花として町民に広く知られ、親しまれてきた。
- 群生する常緑草で、黄色のシン弁をもつ花は美しく、将来観賞用植物として有望と思料される。
- 葉は香りがよく、古くからサミン餅の包皮に使用し、茎はせん維にして民具の材料に用いられ、現在でもなお、民芸品の材料として広く利用されている。
町木
イヌマキ(キヤーギ)
- 古くから町内各島に自生し、キヤーギの名で町民に広く知られ、その材質もよく、建築材、家具材その他器具材として活用されてきた。
- 常緑の針葉樹で樹勢強健喬木であり、土質を選ぶことなく生え、植栽可能である。
- 容姿端麗でそのたくましい成長力は、将来の竹富町を象徴するにふさわしい樹木である。
- 風潮害に強く、今後、街路樹、公園木、庭園木等に賞用され、一般の需要も高まるものと思料される。
町鳥
アカショウビン(ゴッカーロ)
- 町内各島に生息し、多くの住民に広く知られている。
- 口ばしと体全体が鮮やかな赤かっ色でその容姿も美しく、町内でも繁殖し、その個体数も多く、観察が容易である。
- 古来より農作業を行なう場合、その鳴き声は時期の到来を告げ、又はその事が民謡にも歌われている。
- 暁に澄んだ声で鳴き出す声は、若夏にふさわしく自然のイメージに一致し、住民にそのれい明感を与える。
町蝶
ツマベニチョウ
- 分布の北限は鹿児島県であるが、町内に最も多く分布し、他府県産よりも町内産が特に大型である。
- 豪華なシロチョウで他に見まちがえる種類はなく、観察が容易である。
- 緑の山野を高く飛しょうする姿は実に美しく、敏しょうで明るい希望を与える。
町魚
カスミアジ(ガーラ)
- 容姿は美しく銀鱗に輝き、動作も活発でその活力は将来の竹富町を象徴するにふさわしい。
- 沿海に生息し、ガーラの名で広く知られ、観察も容易で釣りのダイゴミが満喫できるとともに味も一般に賞味されている。
町貝
スイジガイ
- 古くから魔よけとして軒下につるしたり、又はみのかさ等を掛ける民具の一つとして重宝がられ、広く使用されてきた。
- 貝質は重厚で、サンゴショウ付近の砂地に生息し、観察が容易である。
- 大型でまわりにある6本の長い突起は、水の字に似ており、八方に広がる突起はたくましく、その形は正に町発展を象徴するにふさわしい。

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