ミカンコミバエは、マンゴーやアセロラ等の果実や果菜類に寄生する大害虫で、 かつて沖縄県でも生息していましたが、1986年に県全域から根絶しました。しかし、根絶した後も、海外から風等による再侵入のリスクにさらされています。
ミカンコミバエの再侵入に備え、誘殺板(ミバエを誘引する薬剤と少量の殺虫剤を染み込ませたもの)を街路樹等に取り付け、防除を実施しています。
また、侵入警戒調査として、トラップ調査や庭先等で栽培されている果実等の調査を、国・県・市町村・JAおきなわ等関係機関と連携して実施しています。調査及び防除へのご理解・ご協力をよろしくお願いします。
取り残した果実や落下した果実、傷ついた果実など不要となった果実は発生源となる可能性があるので、放置せずにビニール袋等に密封して処分するなどの対応をお願いします。
また、果実に幼虫がいるなど、寄生が疑われるような事案がありましたら、関係機関へご連絡ください。
・トラップ調査(ミカンコミバエがいないかトラップを用いて調査)
・寄主植物調査(ミカンコミバエが卵を産み付けていないか調査)
テックス板(誘殺板)設置(誘殺板にはミカンコミバエのオス成虫を誘引する物質と少量の殺虫剤がしみ込ませてあり、オス成虫が誘殺されます。※口に入らなければ人体に害はありません。)
なお、寄生果実が発見された場合は、初動防除(テックス板(誘殺板)の設置、ベイト剤散布、寄主果実除去など)を迅速に実施します。
このページは農林水産課が担当しています。
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