本日(2024年7月26日)、竹富町は株式会社ゴールドウイン(本社:東京都港区/代表取締役社長:渡辺 貴生)と包括連携協定を締結しました。

【左から】竹富町長 前泊正人/ゴールドウイン取締役専務執行役員 森光様
本協定は「竹富町の豊かな自然環境の保全と次世代を担う子どもたちの明るい未来の実現」を目的としたものです。
締結式は、竹富町役場で行われ、竹富町長 前泊正人とゴールドウイン取締役専務執行役員の森光様が登壇しました。
前泊正人町長
「竹富町は、島々の美しい自然環境と島固有の伝統文化が息づく町です。しかし、その一方で、産業の偏重や人口の減少など、地域活性化を目指す上での課題も多く抱えています。この協定は、ゴールドウインと竹富町が共にこれらの問題に取り組み、持続可能なまちづくりを推進していくためのものです。この協定のビジョンには、自然環境保全と次世代を担う子どもたちの明るい未来への強い意志が込められています。竹富町は、ゴールドウインの経験やノウハウを活用し、自然と共生し続ける持続可能なまちづくりを目指し、伝統と新しさが共存する地域独自の文化を守り育てていきます。」
森光取締役専務執行役員
「当社は、自然の保護と利用をとても重要なことであると考えている。その具体的な取り組みの一つが、2020年に環境省と締結した「国立公園オフィシャルパートナーシップ」です。国立公園の利用により自然の楽しさを体感いただき、同時にこの偉大な自然を守ろうという意識が芽生えることを目指す。社会問題や環境課題を解決することで、より良い未来を次世代に受け継いでいきたい。子どもたちが自然と触れ合う機会を創出し、環境教育も推進していく。これを具体化するために、竹富町と包括連携協定を締結できることはとても喜ばしく、西表島が世界自然遺産へ登録された記念すべき日に締結でき、素晴らしいご縁を感じます。」
なお、協定書に使用した紙は、西表小中学校の生徒さんが種から育てた木を使って作成した世界に1つしかない和紙を使わせていただきました。