認知症初期集中支援チームとは

認知症に係る専門的な知識・技能を有する医師の指導の下、複数の専門職が認知症の疑われる人または認知症の人やその家族を訪問し、アセスメント行った上で、本人や家族への初期支援を包括的・集中的に行い、かかりつけ医等の関係機関を連携しながら自立生活のサポートを行うチームのことです。
 
認知症初期集中支援チームの「初期」という意味は、「認知症の発症後のステージとしての初期段階」という意味だけでなく、「認知症の人へのかかわりの初期（ファーストタッチ）」という意味も含みます。
そのため、対象となる認知症の人は、初期の認知症とは限らず、中期であっても、医療や介護サービスに繋がっていなかった人も含まれます。
　
また、「初期集中」の意味は概ね6カ月を目安とし、医療や介護サービスへつなげ安定的な支援に移行するまでの間を意味します。

 

認知症に関する相談窓口

認知症に関する相談や、認知症初期初期集中支援チームへのご相談は、福祉支援課（0980-83-7415）で受け付けております。
お気軽にご相談ください。 

 

認知症初期集中支援チームの構成員

・医師（認知症サポート医）
・保健師
・社会福祉士

 

訪問支援対象者

原則、在宅で生活しており年齢が40歳以上の認知症が疑われる者、又は認知症の者で、次のいずれかに該当する者
（1）医療サービス、介護サービスを受けていない、また中断しているものでいかに該当する者
ア　認知症の臨床診断を受けていない
イ　継続的な医療サービスを受けていない
ウ　適切な介護サービスに結びついていない
エ　医療が継続していても介護サービスが中断している
（2）医療サービス・介護サービスを受けているが、認知症の行動・心理症状が顕著なため対応に苦慮している
（3）社会困難事例（キーパーソンが不在、地域社会でのトラブル、虐待疑いなど医療サービスや介護サービスなど必要な支援につなげることに支障をきたしている事例）

 

竹富町認知症初期集中支援チームマニュアル

チーム運営にあたって、竹富町認知症初期集中支援チームマニュアルを作成しています。
下記よりご参照ください。

竹富町認知症初期集中支援チームマニュアル