年齢を重ねるにつれて認知症の発症率の上昇と、発症に伴い、要介護状態につながることが多く、2025年には65歳以上の約4人に1人が認知症あるいはその予備軍（MCI）となると推測され、認知症の発症予防や進行予防は介護予防事業において重要な取り組みとされております。
 
本町では、認知症に対する取組として、「認知症になっても住み慣れた地域で自分らしく生活し続けることができる共生社会の推進」と「認知症になるのを遅らせる、認知症になっても進行を緩やかにするための予防」を行っています。
 
そこで、認知症予防のため、「竹富町健康体操」を作成し、本町各地域の通いの場の皆さんの協力のもと、コグニサイズと取り入れた体操が完成しました。
 
コグニサイズとは、頭で考える「コグニション（認知）」課題と身体を動かす「エクササイズ（運動）」課題を同時に行うことで、脳と身体の機能を効果的に向上させることが期待される体操です。
 
アルツハイマー型認知症や脳血管性認知症は糖尿病や脳血管障害など生活習慣病から引き起こされる病気です。生活習慣病予防や治療は確実に認知症予防となります。生活習慣病予防に加え、「コグニサイズ」を取り入れた「竹富町健康体操」を各地域で実施し、認知症予防と介護予防で健康寿命の延長ができたらと考えております。
 
コグニサイズは間違えないよう上手に行うことが目的ではなく、「あがやー  間違った！」と気づくことで脳の活性化になります。
リズミカルな音調で、歌詞には竹富町各地区の特徴が入っているので、高齢者だけでなく、子どもから大人まで、一緒に楽しみながら、 間違えながら、笑って歌って一緒に体操しましょう！

【竹富町公式YouTube】
竹富町健康体操（コグニサイズ）